あばうと
当サイトは東京学芸大学附属高校にて開催される文化祭『辛夷祭』で3年D組が上演する演劇を紹介するサイトです。
私たちは昨年の冬から脚本探しをはじめに、脚本決定、各リーダーによりキャスト決め、スタッフ決め、練習など、ひとつの演劇作品を完成させるため、さまざまな活動を行ってきました。
辛夷祭での発表にむけ、クラス一丸となって現在もがんばっております!是非足を運んでください!
東京学芸大学附属高校三年D組
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あらすじ
時は江戸。
錦絵を出すことを夢見た吉原の貸本屋、蔦屋重三郎は、絵師喜多川歌麿や文化人たちとの絆を頼みに、やがて江戸随一の版元にのし上がった。
だが幸せは去る。寛政の改革、弾圧…時代の荒波は仲間を次々と奪っていく。
「俺はそう簡単にはくたばらねェぞ。死ぬときは富士山道連れにして死んでやるからな。」
夢を追うつらさ、人を愛する哀しみ、別れと孤独
それでも浮き世で命を燃やす。
彼らの人生――
それはまるで、川面に浮かぶ雲母のきらめき。
台本情報
角川書店「夜曲-放火魔ツトムの優しい夜-」(1988年8月発行)より
作・横内謙介